こんにちは、ぴえ(@detroit69cycle)です。
今回は大手タイヤメーカーであるコンチネンタルタイヤからリリースされている
エントリーグレードのULTRA SPORT 3とミドルグレードのゲータースキンの2種類のタイヤを乗り比べてみた感じたメリット・デメリットをお伝えします。
今回紹介するコンチネンタルタイヤ
比較対象のコンチネンタルタイヤ
今回、比較をしたタイヤはコチラの2種類のタイヤです。
どちらもドイツのタイヤメーカーであるコンチネンタルというメーカーの製品です。
エントリーグレードとミドルグレードのタイヤではどう違うのか、はたまた変わらないのか。
正直ベースでレビューします!
・ゲータースキン
コンチネンタル ULTRA SPORT 3
※今回、比較対象となるのはULTRA SPORT 3の25cです。
ULTRA SPORT 3はエントリーグレードのタイヤとしてコンチネンタルから発売されており、品質の良さとコスパが売りのクリンチャータイヤで価格は1本3,500円ほど。
通勤や通学だけでなくトレーニングに使用できるオールラウンドに使用できるのもポイント!
タイヤ幅は23c・25c・28cサイズの展開となっています。
タイヤ幅 | 重量 |
23C | 250g |
25C | 270g |
28C | 295g |
コンチネンタル ゲータースキン
※今回、比較対象となるのはゲータースキンの25cです。
ゲータースキンは、コンチネンタルからミドルグレードとして発売されており、耐パンク性能に優れたモデルで知られるクリンチャータイヤで価格は1本6,000円ほど。
ゲータースキンの特徴は何といってもその名の通りワニ皮のようなデザイン!
デュラスキンと呼ばれる擦れに強いポリアラミド繊維を網状にしたシートを外側に配置し、ポリウレタン素材を使用した耐パンクシートを内側に備えているので高い耐パンク性能を持っています。
タイヤ幅は、23c・25c・28c・32cサイズの展開となっています。
タイヤ幅 | 重量 |
23C | 230g |
25C | 250g |
28C | 320g |
32c | 320g |
実走/ULTRA SPORT 3とゲータースキンのそれぞれの乗り味
ここからは実際にULTRA SPORT 3とゲータースキンの乗り味を紹介します!
条件は以下です。
乗り比べ条件
・空気圧6.5bar
・同じルート
・走行距離は約100km
ルート
ルートは荒サイの羽倉橋から飯能の顔振峠まで行って帰ってくる約100kmほど。
平坦・登り・ダウンヒルを試せるので走行性を比較するのには良いコースだと思います。
ULTRA SPORT 3
グリップ力がめちゃめちゃ高い。
そして、安定感が良い。
ULTRA SPORT 3を履いて走ってみて1番に感じたのはグリップ力でした。
今回比較コースに顔振峠を組み込んでいるのでダウンヒルでの九十九折などコーナーも走行してみましたが、問題なくこなせるグリップ力を感じました。
多少ウェットな路面でも安心感があると思います。
そして、安定感が抜群によい。
タイヤ幅25cを履いているにも関わらず28cのような安定感があるように感じました。
ULTRA SPORT 3 トレッドデザイン
マイナスな点は平坦の走行があまり乗り味良くないと感じました。
先程グリップ力が高いと解説しましたが、平坦路でも抵抗を感じました。
僕の脚が貧脚なのもありますが、25km~30kmほどの巡行は問題なくできますが、30km以上での走行は少々踏まないと持続できない印象。
もう1つ気になったのは、少し重量が重いと感じました。
漕ぎだしが少し重く感じられました。
ゲータースキン
ゲータースキンは平坦を走っているときの転がりが良い。
その理由はタイヤのトレッドデザインがGP5000に近いくらいスリックタイヤになっているからだと思います。
そのため、平坦を走っていて転がり抵抗が少なく30km以上の巡行も問題なく可能。
ゲータースキン トレッドデザイン
比較コースに組み込んだ顔振峠でのダウンヒルや九十九折コーナーでは十分なグリップ力を感じました。
トレッドデザインにより、平坦でもダウンヒルやコーナーでもちょうどいい塩梅のタイヤという印象。
強みである耐パンク性能に関してはある程度の期間使用しないとわからないのでまだ、わかりません。
ULTRA SPORT 3とゲータースキンの比較
まず今回比較したいのはコチラです。
・安定性/乗り味
・転がり
・見た目
グリップ力
グリップ力はどちらも高い性能を持っていますが、どちらがグリップ力高いかと聞かれたらULTRA SPORT 3の方が高いと感じました。
ULTRA SPORT 3平坦を走っているときも登っているときも、ダウンヒルやコーナーの時も常に、地面をつかむような感覚がありました。
それに対し、ゲータースキンは平坦ではグリップ力はあまり感じず、ダウンヒルやコーナーではグリップ力を感じました。
後ほど説明しますが、平坦でのグリップは転がり性能に関わってくるので高ければ良いというわけではありません。
安定性/乗り味
走っていて乗り味が良いと感じるのは安定性が強く関わっていると思います。
安定性で言うとゲータースキンよりもULTRA SPORT 3の方が良いと感じました。
先程のグリップ力が大きく関わっていて、25cのタイヤ幅なのに28cに乗っているような安定感がありました。
ULTRA SPORT 3の後にゲータースキンを履くとより強く安定性の違いを感じました。
そのため、初心者の方や速く走りたいわけではなくゆるポタを楽しみたい方にはULTRA SPORT 3が乗り味の面ではおすすめです。
ゲータースキンはULTRA SPORT 3に比べて硬い印象がありました。
そのため、振動も結構感じた印象があります。
転がり
転がり性能に関しては、大きな差をつけてULTRA SPORT 3よりもゲータースキンの方が良いです。
トレッドデザインが異なる為、平坦路やキレイな路面を走行したときは特に雲泥の差を感じました。
走行速度もULTRA SPORT 3とゲータースキンでは3~4kmほど異なりました。
見た目
見た目もタイヤ選びでは欠かせない重要なポイントです。
人それぞれの好みになりますが、僕はゲータースキンの方が見た目が好みです。
実際に、装着してみるとよりカッコよさを感じます。
総合的にどちらが良いか
結論、僕はULTRA SPORT 3よりもゲータースキンの方が良いと感じました。
決めてとなったのは、転がり性能の違いでした。
特に平坦で路面がキレイな場所では特に感じます。
ULTRA SPORT 3は安定性が良いので安心して乗れますが、走っていて正直気持ちよくはなかった印象。
グリップ力においてもゲータースキンは十分なグリップ力を持ち合わせているので問題ない。
こういった理由から乗り比べた結果どちらが良いかというとゲータースキンの方が良いという結果になりました。
最後に
コンチネンタルタイヤ ULTRA SPORT 3とゲータースキンを乗り比べしてみました。
ULTRA SPORT 3はコスパ最強というだけあり、総合的に平均点をバランス良くとれたタイヤという印象でした。
迷ったときはULTRA SPORT 3を購入すれば間違いないと思いまうす。
ゲータースキンは走行性とグリップ力がちょうどよく合わせ持ったタイヤという印象です。
レースまではいかないけれど転がりや走行性を重視したい方にはおすすめのタイヤだと思います。
レースに出られる方は今回紹介していないですが、迷わずGP5000を履いてください(笑)
どちらにもメリット・デメリットがあるのでご自身の用途に合わせて最適なタイヤを選んでみて下さい!
参考になればうれしいです。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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