こんにちは、ぴえです。
6月に入りジリジリと暑さが増してきて気づけば今年もツールの時期になりました。
今年のツールでマイヨ・ジョーヌを手にするのは誰なのか。
去年に引き続きポガチャル選手、ヴィンゲゴー選手の対決や今年で引退を発表したカヴェンディッシュ選手やティボー・ピノ選手も気になりますね。
というわけで世界最高峰のサイクルロードレース、ツールドフランス2023を解説します!
ツール・ド・フランス
フランス一周を意味するツール・ド・フランス。
23日間で約3300km、高低差2000m以上を走り抜くステージレースでありサイクルロードレースの頂点とされています。
2023年のツールドフランスは7月1日〜7月23日の間で開催。
ツールドフランスについては別の記事で詳しく解説しているのでどうぞ。
出場チーム
2023年のツール・ド・フランスに出場するチームはワールドチーム、招待チームのプロチーム合わせて22チーム。
UCIワールドチーム
ワールドチームは全18チーム出場。
AG2R Citroën Team |
Alpecin Deceuninck |
Astana Qazaqstan Team |
Groupama-FDJ |
Ineos Grenadiers |
Bora-Hansgrohe |
EF Education-Easypost |
Intermarché-Circus-Wanty |
Jumbo-Visma |
Movistar Team |
Soudal Quick-Step |
Team Arkea-Samsic |
Team Bahrain Victorious |
Team Cofidis |
Team DSM |
Team Jayco AlUla |
Trek-Segafredo |
UAE Team Emirates |
UCIプロチーム
プロチームからは4チームが出場。
Lotto dstny |
Israel-Premier Tech |
TotalEnergies |
Uno-X Pro Cycling Team |
ステージ / コース
全部で21ステージ、休息日を含めて23日間で行われるツール・ド・フランス2023
総距離は3,404km、総獲得標高は56,266m
1つずつ紹介します!
第1ステージ
ビルバオ~ビルバオ 182km
2023のツール・ド・フランスはスペインのビルバオからスタート。
高低差
第2ステージ
ビトリア・ガスティス~サン・セバスティアン 208.9km
第1ステージと同じく舞台はスペイン。
今大会に登場するステージの中で最長距離の208.9km。
高低差
第3ステージ
アモレビエタ・エチャノ~バイヨンヌ 187.4km
第3ステージからいよいよ舞台を本命フランスに入る。
終盤のフィニッシュまでの平坦区間ではトップスプリンターたちの対決繰り広げられるであろう。
高低差
第4ステージ
ダックス~ノガロ 181.8 km
山岳は1つのみと完全な平坦ステージ。
第3ステージに続きスプリンターが活躍するステージ。
フィニッシュ地点はフランスでは一番古いとされているサーキット シルキュイ・ポール・アルマニャックである。
高低差
第5ステージ
ポー~ラランス 162.7 km
第4ステージとは打って変わって第5ステージは山岳。
山岳の中でも超級を登った後に1級を登らないといけないハードコース。
大きく総合が動くステージとなりそう。
高低差
第6ステージ
タルブ~コトレ・カンバスク 144.9 km
第5ステージに続き山岳ステージ。
異なるのは峠を3つ越えなければいけないこと、そしてその峠は1級→超級→1級とさらにハードな上に山頂フィニッシュというコースレイアウト。
高低差
第7ステージ
モン・ド・マルサン~ボルドー 169.9 km
高低差を見てわかる通り完全な平坦ステージ。
高低差
第8ステージ
リブルヌ~リモージュ 200.7 km
今大会2回目となる200km越えのステージ。
フランスといえばワイン、前半の平坦な区間はブドウ畑を走る。
後半は急勾配ではないが登り基調。
クライマーが活躍するステージではないものの、オールラウンダーもしくは登れるスプリンターが活躍するステージとなりそう。
高低差
第9ステージ
サンレオナール・ド・ノブラ~ピュイ・ド・ドーム 182.4 km
第9ステージは山岳ステージ。
そして、超級の山頂がフィニッシュというハードなコースレイアウト。
翌日は休息日なので選手たちもしのぎを削る走りをするはず。
高低差
第10ステージ
ヴュルカニア~イソワール 167.2 km
前日に休息日をとっているが、選手たちの回復具合はいかがなものか。
平坦ステージでも山岳ステージでもないが、起伏のあるコースレイアウトなのでオールラウンダーの活躍に期待したいステージ。
高低差
第11ステージ
クレルモン・フェラン~ムーラン 179.8 km
4級山岳など多少の登り区間はあるものの、残り距離90kmほどはほぼ平坦となるコースレイアウト。
スプリンター向けのステージとなるだろう。
高低差
第12ステージ
ロアンヌ~ベルヴィル・アン・ボージョレ 168.8 km
ワインの好きな方には聞き覚えのある場所を通過するステージ。
第10ステージと同じく起伏のあるコースレイアウトだが3級、2級と立て続けに峠が存在しているため、クライマーよりオールラウンダーやクライマーが存在感を示すステージとなりそう。
高低差
第13ステージ
シャティヨン・シュル・シャラロンヌ~グラン・コロンビエ 137.8 km
第13ステージが行われるのは7月14日、フランス革命記念日である。
山頂フィニッシュの超級山岳を1番最初に駆け上がるのはきっとフランス人選手だろう。
高低差
第14ステージ
アヌマス~モルズィヌ・レ・ポルト・デュ・ソレイユ 151.8 km
151.8 kmと距離は短いながらも峠が5つも存在する完全クライマー向きのステージ。
また、峠を登ったら必すあるのがダウンヒル。
昨年驚異的なダウンヒルを見せてくれたトーマス・ピドコックの下りを今年も期待したい。
高低差
第15ステージ
レ・ジェ・レ・ポルト・デュ・ソレイユ~サン・ジェルヴェ・モン・ブラン 179 km
第14ステージ同様連日山岳ステージであり、アルプスの山々が5つ存在し山頂フィニッシュのコースレイアウト。
山岳賞を獲得するには絶対に外せないステージ。
休息日前の激闘が見れるだろう。
高低差
第16ステージ
パシー~コンブルー 22.4 km
今大会初めての個人タイムトライアル、 TTステージ。
TTといっても平坦だけではなく地味に登っている区間も多いコースレイアウト。
個人的にツールの第1ステージはいつもTTであった印象が強い為、ここにきてTTが入るのはなんだか新鮮。
休息日あけの選手たち一人ひとりの疲労具合も確認できるステージになりそう。
高低差
第17ステージ
サン・ジェルヴェ・モン・ブラン~クールシュヴェル 165.7 km
完全なる山岳ステージにして、クイーンステージ。
獲得標高は5000mを超え、ツール終盤に向け選手をふるいにかける。
高低差
第18ステージ
ムチエ~ブール・カン・ブレス 184.9 km
前日、前々日とはうって変わり多少の起伏はあるものの平坦が多いコースレイアウト。
最後ははスプリンター達による集団フィニッシュが予想される。
高低差
第19ステージ
モワラン・アン・モンターニュ~ポリニー 172.8 km
4級と3級の峠が存在するもののスプリンターでも登れる程度の登り、最後は平坦一直線のため2日連続でスプリンターが存在感を示すステージになるだろう。
高低差
第20ステージ
ベルフォール~ル・マルクシュタイン・フェルラン 133.5 km
ラスト1ステージを残しているが、最後にマイヨ・ジョーヌを着用する選手が決まるのはこのステージだろう。
そんな大注目なステージだがコースレイアウトは厳しく峠が6つも存在している山岳ステージ。
ここまで同じ距離を走ってきた選手の中で誰が一番強かったのかが決まる。
高低差
第21ステージ
サンカンタン・アン・イヴリーヌ~パリ・シャンゼリゼ 115.1 km
ツール・ド・フランスの最終日は決まってパリ・シャンゼリゼである。
栄光の黄色いジャージ、マイヨ・ジョーヌを着用している選手はだれか、ポイント賞のグリーンジャージを着ている選手はだれか、山岳賞の水玉ジャージを着ているのはだれか。
そして、最終日の21ステージを制すのはだれか。
高低差
観戦 / 視聴方法
ツール・ド・フランスを観戦、視聴するのはJ SPORTSがおすすめです。
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最後に
今年も開催される世界最高峰のサイクルロードレース、ツール・ド・フランス。
昨年は3連覇がかかっていたポガチャルをヴィンゲゴーが阻止し初優勝するなど新たなドラマがありました。
今年もポガチャルとヴィンゲゴーの対決には目が離せません!!
是非皆さんもJ SPORTSで観戦してみてください!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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